こんにちは、店長のカタオカケンです。

みなさんは靴を選ぶとき、どんなポイントを見ていますか?

私の場合は、デザインや木型なども見ますが、やはり「色」も外せません!

靴の色が違えば、相手に与える印象はガラリと変わります。

色の好みは人それぞれですが、ある色を見たときに感じる印象(イメージ)ついては、多くの人が同じ印象を感じるそうです。

たとえば、ライトブラウンであれば「ナチュラルな」「ラフな」イメージ、黒であれば「フォーマルな」「誠実な」イメージを感じます。

履いている靴の色が変わるだけで「親しみやすい印象」にもなれば「堅実で真面目な印象」にもなるのですね。

相手の印象を左右する「色」。誰しもがこだわりたいポイントではないでしょうか。

今回は、そんな「色」にこだわった、茶系でもなく黒でもない「アントラーシート」という色の靴をご紹介したいと思います。

フランスの伝統色「アントラシート」

アントラシートはフランスの伝統色で、黒に近いダークグレーのような色です。

この色には周りと調和する性質があり、家具やグラフィックデザインなどに好んで使われます。

革製品との相性も良く、有名なハイブランドの財布やカバンにも取り入れられています。

周りにうまく溶け込みながら、それでいて存在感がある、なんとも不思議な色味です。

この色を一言で表すなら、「シック」でしょうか。

上品で落ち着いた、都会的な雰囲気が感じられます。

そんな色の靴であれば、いつもよりちょっと特別なディナーなどに履いていきたくなります。

手で染めるからこそ実現できる色

このアントラシートという色を表現するには、繊細な色付けの作業が必要です。

染料を幾重にも重ねて色をつけていく「パティーヌ」という職人技で、一足ずつ手で染めています。

下の動画は、ポールパークマンの職人がパティーヌをしている様子を映した動画です。

アントラシートとは別の色ですが、丁寧に手染めされることで、奥行きのある色が表現されています。

都会的な印象を引き立てるデザイン

この靴のデザインは「サドルシューズ」と呼ばれています。

アイレット(靴紐を通す穴)が付いている羽根というパーツが、靴の側面から甲を覆うような形で取り付いているのが特徴です。

サドルシューズには、羽根が甲と一体に縫いつけられている「内羽根」と、羽根が甲を上から覆いかぶさっている「外羽根」の 2 種類があります。

下の写真は、内羽根サドルシューズです。クラシックな見た目が特徴的ですね。

サドルシューズと聞いて、このような靴をパッと思い浮べた方もいるのではないでしょうか?

一方で、この記事でご紹介している靴は、下の写真の外羽根サドルシューズです。

同じサドルシューズとはおもえないほど雰囲気が違いますね。

内羽根はクラシックさが際立っていますが、外羽根はクラシックさに洒落たカジュアルな雰囲気が加わっています。

側面に走る羽根のラインにも遊び心が感じられ、良いアクセントになっています。

アイレットが 3 つとすくないため、つま先が長く見え、よりスマートで繊細な見栄えになっているのもこの靴の特徴です。

エイジングを楽めるヨーロッパ産のカーフレザー

使用されている革は、ヨーロッパ産のカーフレザーです。

ヨーロッパは主要な革の産地で、質のいい革を世界各国に輸出しています。私が自分で靴を作るときも、良い革を使おうとするとたどり着くのは決まってヨーロッパ産の革です。

カーフレザーは生後 6 ヶ月以内の仔牛からとれた革のことで、年齢が若いぶん革の繊維が細かく、キラキラとした艶がでています。

新品の状態が一番良いわけではなく、手入れをしながら履き続けることで色艶が増していくのも魅力です。

ご注文いただいてから一足ずつ手染めされるため、お届けまで約 2 週間ほどかかってしまいますが、十分待つ価値のある一足です。

ぜひ、アントラシートの奥ゆかしい上品な雰囲気と、カーフレザーのエイジングを実感してみてください!

Paul Parkman アントラシート ハンドペイント ダービー

Paul Parkman

Paul Parkman アントラシート ハンドペイント ダービー

¥57,450 税込

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