「Mario Bemer(マリオベーメル)」は、イタリア・フィレンツェ発祥のブランドです。
代表のマリオ・ベーメル氏は、弟であるステファノ・ベーメル氏と共に靴作りに励み、既成靴のレーベル「Bemer’s(ベーメルズ)」を立ち上げるなどの活躍をした人物です。2012 年のステファノ・ベーメル氏の死後、新たなる世界への挑戦として立ち上げられたブランドが、この Mario Bemer です。
伝統的な技術を守りつつも、新しい色や素材を自在に取り入れた、斬新かつ優雅なコレクションを展開しています。
当ストアに掲載しているマリオベーメルのコレクションのなかから、代表的なモデルをピックアップしてご紹介します。
マリオ ベーメルの靴づくり
マリオベーメルの靴には、ビスポーク(オーダーメイド)の靴作りのノウハウが反映されています。
ビスポークは、ほとんどの製作を手作業でおこないます。細かいデザインや履き心地など、顧客のリクエストに応えながら、伝統的な技術と最高級の素材を駆使して一足の靴を作り上げます。そうして作り上げられた靴には、全体の形状から細かいパーツの一つ一つまで美意識が宿ります。
マリオベーメルの靴には、素材から細かいパーツ、靴の造形にいたるまで、ビスポークで培われた技術が余すところなく反映されています。
#01
マリオベーメルの代表作ともいえるフルブローグシューズ。スペクテイターシューズを彷彿とさせる、コンビネーションカラーが特徴です。
丸みを帯びたラウンドトゥ。フルブローグでありながら、つま先にメダリオンが入っていないところもポイントです。
毛先の短い上質なスエードレザーが使用されています。
#02
一枚革で作られている、ホールカットシューズ。
カーフスキンはハンドペイントで、透明感のあるネイビーが特徴です。履き口の周りはボルドーのレザーを縫い付けてあり、イタリアらしい色使いです。
コバの張り出しを抑えており、上からみてもソールがほとんど隠れています。
トゥに施されたユニークなメダリオンが、革の質感をより豊かに表現しています。
#03
キャンバス生地とレザーのコンビネーションダービー。
羽根とつま先には、丁寧にハンドペイントされたシボ感のあるカーフスキンが使用されています。
程よくボリューム感のあるトゥ。
キャンバス生地は通気性がよく、比較的温暖なイタリアならではのデザインです。
#04
スムースレザーとスエードレザーのコンビネーションオックスフォードシューズ。
羽根のパーツにネイビーのスエードを採用することで、ユニークな顔立ちに仕上がっています。
羽根の切り返しのラインが斬新で、その独特の曲線にはイタリアの美意識が詰まっています。
羽根のラインに沿った、一糸乱れぬダブルステッチ。
#05
カーフスキンとスエードのコンビネーションローファーです。
コインローファーと呼ばれる、甲にストラップ(帯状の革)がついたデザインのローファーが、マリオ ベーメルらしくアレンジされています。
ローファーのボディとストラップのカーフスキンは、ブラウンカラーにハンドペイントされています。ヴァンプには、肌触りのいいスエードレザーが使用されています。
細やかなステッチワークが美しいストラップの周り。
#06
シボ感のあるレザーとスエードレザーのコンビネーションローファー。
装飾を減らしたミニマルな表情に、赤い輪のアイコンが映える一足です。
程よく丸みを帯びたラウンドトゥ。
赤い輪は過去や現在、未来との “継続”、伝統や歴史、ファッションや現実との “つながり” を表現したマリオベーメルのブランドアイコンです。
#07
無骨で男らしい表情のダブルモンクストラップです。
透明感のあるウィスキーカラーは、職人によって丁寧にハンドペイントされています。
つま先にはアンティークフィニッシュが施されており、立体的に見える色のグラデーションが魅力です。
ストラップのデザインと、その下に走るステッチワークが足元をお洒落に演出します。
多彩なデザイン
他にもさまざまなデザイン、色使いのシューズが展開されています。ぜひご覧ください。